インターネット層に関係するコマンド
勉強記録
現在ネットワークの勉強をしています。
今回は、IPアドレスを調べたり、ルーターがデータを届ける経路を調べたりなど、インターネット層に関係するコマンドについてまとめました。
勉強に使用している本は、こちらです。
イラスト図解で、全ページフルカラーなのでとても分かりやすく、読みやすいのでおすすめです!
インターネット層の主な役割については、前回の記事でまとめています。
programming-kanamama.hatenablog.com
ipconfig/ifconfigコマンド
パソコンに割り当てられているIPアドレスや、サブネットマスクなどのネットワークの情報を見ることができます。
Windowsの場合はipconfigコマンド、Mac OSやLinuxではifconfigコマンドとなります。
サブネットマスクとは、IPアドレスのどこからどこまでがネットワークの情報で、どこからどこまでがコンピューターの情報かその境目を表す情報です。
(IPv4の場合のみ)
pingコマンド
ネットワークの疎通を確認できます。
指定したIPアドレスのホストに対して、ICMPタイプ8のメッセージを送ります。
ICMPとは、データ転送中のトラブルの通知などに使われるプロトコルです。
ICMPのメッセージには様々なタイプがあり、pingコマンドで送ったタイプ8は「エコー要求」で、宛先の存在確認に使われます。
エコー要求を受け取った側は、ICMPタイプ0(エコー応答)として受け取ったメッセージを送り返します。
これにより、相手のコンピューターと通信可能なのか確認することができます。