30代専業主婦の独学エンジニア挑戦ブログ

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インターネット層に関係するコマンド

勉強記録

現在ネットワークの勉強をしています。
今回は、IPアドレスを調べたり、ルーターがデータを届ける経路を調べたりなど、インターネット層に関係するコマンドについてまとめました。

勉強に使用している本は、こちらです。
イラスト図解で、全ページフルカラーなのでとても分かりやすく、読みやすいのでおすすめです!

インターネット層の主な役割については、前回の記事でまとめています。
programming-kanamama.hatenablog.com

ipconfig/ifconfigコマンド

パソコンに割り当てられているIPアドレスや、サブネットマスクなどのネットワークの情報を見ることができます。
Windowsの場合はipconfigコマンド、Mac OSLinuxではifconfigコマンドとなります。

サブネットマスクとは、IPアドレスのどこからどこまでがネットワークの情報で、どこからどこまでがコンピューターの情報かその境目を表す情報です。
(IPv4の場合のみ)

pingコマンド

ネットワークの疎通を確認できます。
指定したIPアドレスのホストに対して、ICMPタイプ8のメッセージを送ります。

ICMPとは、データ転送中のトラブルの通知などに使われるプロトコルです。
ICMPのメッセージには様々なタイプがあり、pingコマンドで送ったタイプ8は「エコー要求」で、宛先の存在確認に使われます。

エコー要求を受け取った側は、ICMPタイプ0(エコー応答)として受け取ったメッセージを送り返します。
これにより、相手のコンピューターと通信可能なのか確認することができます。

tracert/tracerouteコマンド

ネットワークの経路リストを表示するコマンドです。
データはルーターからルーターへとつながりをたどって届けられますが、その経路を確認することができます。

Windowsの場合はtracertコマンド、Mac OSLinuxではtracerouteコマンドとなります。

実行するには「tracert ドメイン名」または「tracert IPアドレス」というように入力します。
このコマンドを使用することにより、経由したルーターIPアドレスを確認することができます。

nslookupコマンド

DNSサーバーに問い合わせてドメイン名からIPアドレスを調べたり、逆にIPアドレスからドメイン名を調べることもできるコマンドです。

IPアドレスは覚えにくいので、私たちが覚えやすいようにドメイン名を利用する仕組みがあります。
そのIPアドレスドメイン名の紐づけを管理しているのがDNSサーバーです。

「nslookup ドメイン名」とすれば、入力したドメイン名に紐づけされたIPアドレスを確認することができます。
逆に「nslookup IPアドレス」とすれば、入力されたIPアドレスに紐づけされたドメイン名を確認することができます。